ダメシ添加大戦

死にたみマックス! アザラ死ちゃん!/元夫マルセイと暮らすバツイチ日記

No.1444 あーもーフランス映画はいっつも訳わからん!!!

「偉大なるマルグリット」という映画を観た。普通にネタばれると思う。腹立たしい。
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素材は
フローレンス・フォスター・ジェンキンス - Wikipedia

音楽的才能に全く恵まれなかったにも関わらず、その堂々として型破りな歌いっぶりで大人気を博した、アメリカのソプラノ歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンス (1868年生まれ)。

父親の遺産と離婚した夫からの莫大な慰謝料にものを言わせて、音楽家としての人生をスタートさせた。その歌声に最初はあっけにとられた人々も、いつのまにか自由で大らかな歌声に魅入られてしまったという。さらにレコードもリリースし、1944年に76歳でカーネギー・ホールの舞台に立った彼女は、聴衆が笑うのは自分の音楽を楽しんでいるからだと固く信じていた。彼女の死後70年以上たつ今でも、CDで彼女の熱唱を楽しむことができる

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Florence Foster Jenkins - Queen of the Night by Mozart.

すごいよ。自分を認めなかった男(父、夫)の金で自由になった女が「好きな歌」を「好きなように」歌った結果、いまだに聞けるんだよ?! すごくね? お金なんていらない音痴な人が選択した道が歌手だよ!?
「美しさ」は正義だと思う。だから理解できる「芸術」=「美しさ」に皆惹かれるのだと私は思う。未だに語られるのは彼女の歌というより人生が美しかったことの証左だと思うのだ。その「美しさ」に物語を与えよ。味付けをせよ。
誰が本当に彼女のことを心配しただろう。「傷つけたくない」「恥をかくから」そんなセリフが飛び交ったに違いない。誰の傷? 誰の恥? 結果名を残したのは誰? 本当のことって何?

大好きだけど似合わない服を着ている人を見たとき
音痴なのに音楽が大好きな人を見たとき
そして何よりその人たちが、誰よりも目立ちたがり屋だった時。私たちが感じる「不快」はすでに「恐怖」だ。私も傍から見たらああ見えているかもしれない。
そして笑う。私はあそこまでは酷くない。安堵の笑い。

「芸術とはなんだ」「美しいとは何だ」「そもそも何に(何で)金を払うのだ」

素材だけでこれだけ語れるのに・・・なんでこんな味付けに料理したんだよ!! 誰得だよ!! 男だな!! 男が喜ぶ味付けにしやがったな!!

音楽をこよなく愛した夫人の目は寂しさを湛えたことにされた。夫には理解できないモンスターだと評され「夫の気を引くために歌い、成功した」と夫の浮気相手に評される。
自己愛と自信とサービス精神に満ちていたであろうポートレートは、黒人執事の「最後の一枚」のための楽しみにされた。
自信たっぷりに歌い上げた日々は妄想にされ、彼女の伝説を病院で幕を閉じさせた。
なんでだ! なんで女が自由に楽しく歌った伝説をそんなに歪める!!

なぜ、私はこんなに憤ってるのかw

だって彼女は人を楽しませるために歌い、事実楽しませていた。彼女の歌を笑って、彼女の歌で笑って、彼女の演出に笑って、彼女の演出で笑って、救われた人は多いのではないかと思うのだ。
どこまでが彼女の「意図」だったのかって関係あるのかしら?

聴衆が笑うのは自分の音楽を楽しんでいるからだと固く信じていた。

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違うって誰が言えるの? 楽しんでるじゃない。

上手い歌は「素敵」って言葉くらいしか出てこないだろう。
でも、きっと彼女の歌を聞いた人は、笑って考えて、やっぱり笑って彼女を好きになったのではないだろうか。歌以外の要素もあったろうけど。彼女は「才能」があったのだろう。「運」や「金」でもいいけど。
想像してみて。輝く大ホール。荘厳なクラシックが流れて来て・・・出てきた歌姫は自信たっぷりにキラキラの衣装に羽を背負って・・・音痴なのよ!? 最強じゃない。

「なんでそんな」
「いやもう見てられない」
「恥ずかしい」
私はきっとそう思って観てられないと思うわ。私はそういうの楽しむ素養がない。つまらない人間なのよw
でも、彼女の素晴らしさ、美しさが損なわれることなんて何もない。

私はこの映画認められない!!!(ε- (´ー`*)フッ我ながら熱いなw)

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